税制度

ふるさと納税を徹底解説 〜ふるさと納税の背景、仕組み、控除額の申請方法〜

ふるさと納税

こんばんは。

GWも中盤ですね。皆さんどうお過ごしでしょうか?

月曜日と金曜日は平日なので、お仕事をされている方もいらっしゃいますかね。

GWなんて関係ないという方は、本当にお疲れ様です、、、

いつも読んでくださって、本当にありがとうございます。

さて、私はGWの前半に実家へ帰省してリフレッシュをしてきました。

(実家でBBQして焚き火して、車もちょっと運転できたし、山も見れた^^)

そんなわけで、今回は急遽ふるさと納税に関してまとめてみたよ◎

おすすめの返礼品や、ふるさと納税サイトも次回投稿で紹介するね。

不動産投資で法人税が節税できるメリットと仕組みに関してはこのトピックの次にするね。

こんな人にオススメ💡

・ふるさと納税が何か知りたい人

・ふるさと納税を始めようと思っている人

この記事で分かること💡

・ふるさと納税とは何か

・ふるさと納税のメリット

・ふるさと納税ができた背景 / 3つの意義

・ふるさと納税の控除申告方法

ふるさと納税とは 〜どんなメリットがあるの?〜

納税と名がついているからには、国税庁でなんか説明してくれているだろうと

「ふるさと納税 国税庁」で検索したところhit。

国税庁のHPではこんな説明があったよ。

ふるさと納税は、ご自身の選んだ自治体に対して寄附を行った場合に、寄附額のうち2,000円を超える部分について、所得税および個人住民税からそれぞれ控除が受けられる制度(注)です。

(注) ふるさと納税およびふるさと納税ワンストップ特例制度については、総務省ホームページの「ふるさと納税ポータルサイト」に、これらの制度の概要のほか「寄附金控除額の計算シミュレーション」コーナー等が掲載されています。

国税庁HPより

なるほど!

そうしたら、例えば5,000円どこかの自治体に寄付したら、

5,000 – 2,000 = 3,000円分の控除(所得税も個人住民税も控除)をしてもらえる制度だよ!

実質2,000円で好きな自治体に寄付ができるということ

しかもふるさと納税の返礼品も魅力的で、選ぶのも楽しい!

2,000円で全国各地の特産品をゲットできるって思うと嬉しい。

ぜひ一度やってみて欲しいなぁ〜

詳しくはふるさと納税ポータルサイトを見てみてね(これに詳細がわかりやすく全部載ってます笑)

万次郎
万次郎

お取り寄せグルメ的な感覚でも楽しめるし、いろんな自治体の取り組みも知ることができる!

ふるさと納税ができた背景

ふるさと納税ポータルサイトに、ふるさと納税の導入の背景が記載されいていたのでまるまる引用いたします。笑

地方で生まれ育ち都会に出てきた方には、

誰でもふるさとへ恩返ししたい想いがあるのではないでしょうか。

育ててくれた、支えてくれた、一人前にしてくれた、ふるさとへ。

都会で暮らすようになり、仕事に就き、納税し始めると、

住んでいる自治体に納税することになります。

税制を通じてふるさとへ貢献する仕組みができないか。

そのような想いのもと、「ふるさと納税」は導入されました。

ふるさと納税ポータルサイト より

万次郎の住んでいるところは本当にド田舎なんだけど、やっぱり離れてみるといいところだし帰る場所があるっていいなって思うんだ(住んでる時も地元好きだったけど、離れるともっとね)

離れてわかる良さってやつか、、、しみじみ、、、

税金は住んでいる自治体に納めるから、収めた税金は住んでいる土地のために活用されるのだけど、

ふるさと納税は、自分で税金(2,000円)を納める自治体を選ぶことができるので、

その選んだ自治体で納めた2,000円の税金を有効活用してもらえるってことだね◎

大事なふるさと、あの時お世話になった土地、大学時代に住んでた思い出深い土地などなど、そう言ったところに納税(寄附)ができる。

遠かったり、時間がなかったりしてその土地に訪れることができない方は、ふるさと納税という形で応援や恩返しができるよ。

万次郎
万次郎

ちなみに、ふるさと納税には3つの大きな意義があるらしい!

ふるさと納税の3つの意義

ふるさと納税ポータルサイトで定めている3つの意義はこちら

・第一に、納税者が寄附先を選択する制度であり、選択するからこそ、その使われ方を考えるきっかけとなる制度であること。

それは、税に対する意識が高まり、納税の大切さを自分ごととしてとらえる貴重な機会になります。

・第二に、生まれ故郷はもちろん、お世話になった地域に、これから応援したい地域へも力になれる制度であること。

それは、人を育て、自然を守る、地方の環境を育む支援になります。

・第三に、自治体が国民に取組をアピールすることでふるさと納税を呼びかけ、自治体間の競争が進むこと。

それは、選んでもらうに相応しい、地域のあり方をあらためて考えるきっかけへとつながります。

ふるさと納税ポータルサイト より

うん。私もふるさと納税してるけど、これをみてからやるとなんだか自分が大層すばらしいことをしているような感覚になるな、、、

意義まで説明されていると、ふるさと納税をする側もより気持ちが良いし、次にふるさと納税をするときの感覚が変わりそう◎

返礼品目的だけじゃなくて、魅力的な取り組みをしている地域を見つけるきっかけにもなる(私個人としては)

でもこのふるさと納税、給与収入によって控除してもらえる金額に上限が決まっているから要注意!

ふるさと納税で控除してもらえる金額には、収入ごとにリミットがある。

万次郎
万次郎

そしたら次は控除の仕組みと、控除の限度額をみていこう!

ふるさと納税の税額控除の仕組み

ふるさと納税ポータルサイトでふるさと納税の仕組みが図解されていたよ。

①所得税からの控除
= (ふるさと納税額-2,000円)×「所得税の税率」


②住民税からの控除(基本分)
= (ふるさと納税額-2,000円)×10%


住民税からの控除(特例分)
= (ふるさと納税額 – 2,000円)×(100% – 10%(基本分) – 所得税の税率)

(③住民税からの控除(特例分) = (住民税所得割額)×20%)

この上記3つをふるさと納税をした合計金額から引くと2,000円になる!!

(実際計算してみた、本当に2000円が自己負担になるように算出できたよ◎)

例えば1,950,000円 から 3,299,000円までの所得で合計1万円のふるさと納税を行った場合は、以下の金額がそれぞれ控除されるよ。(私は低所得者なのでこれで計算します ; v ;


所得税からの控除の計算方法

所得税からの控除 = (ふるさと納税額-2,000円)×「所得税の税率」
所得税の税率の表はこちら

所得税からの控除 

= (ふるさと納税額-2,000円)×「所得税の税率」

=(10,000円-2,000円)x 0.1

= 8,000 x 0.1

=800

うん!800円の所得税控除なり◎笑 

住民税からの控除(基本分) の計算方法

住民税からの控除(基本分)

= (ふるさと納税額-2,000円)×10%

=(10,000円 – 2,000円)x 10%

=   8,000 x 0.1

= 800円

住民税の基本分の控除も少なめ、、、


住民税からの控除(特例分)の計算方法

住民税からの控除(特例分)

= (ふるさと納税額 – 2,000円)×(100% – 10%(基本分) – 所得税の税率)

= (10,000円 – 2,000円)×(100% – 10%(基本分) – 10%)

= 8,000 x 80%

= 6,400円

①、②、③を足すとふるさと納税で受けられる控除合計が出る

①800円 + ②800円 + ③6,400円 = 8,000円←控除額合計

おぉ~10,000円分のふるさと納税をしたらちゃんと8,000円控除になって、2,000円は自己負担ということになってる!

所得税からはそんなに控除されないけど、住民税の特例分で大きく控除されるんだね◎

ふるさと納税の控除限度額

こちらもふるさと納税ポータルサイトに表がありました!笑

もうね、すごい細かく分かれてて、これくらい引きじゃないとすべて収まりきらなかった笑。

この表をしっかり見たい方はふるさと納税ポータルサイトをご覧くださいm(_ _)m

ちなみにシミュレーターで控除額がどのくらいになるか知りたい方はこっち↓を見てみてね◎

寄附金控除額の計算シミュレーション

(使ってみたけど、控除の上限額でストップしてくれる仕様ではないので、一度しっかり表で上限額を調べてから使うことをお勧めしますっ)

じゃあ最後に、実際控除をしてもらうための手続き方法をご説明します。

ふるさと納税の控除の手続き方法 (自分で申告 or ふるさと納税ワンストップ特例制度を利用)

ふるさと納税はあくまで納税なので、控除を受けたければ確定申告をしなければならない!

確定申告しないと控除受けられず負担増です。要注意だよ。

確定申告の流れもふるさと納税ポータルサイトに載っている笑

もう全部ポータルサイトに載ってる笑

申告方法は以下2つ

①自分で確定申告する

②ふるさと納税ワンストップ特例制度を利用する

それぞれ見ていくよ。


①自分で確定申告する

万次郎はあえてこの方法を選んだけど基本的にはお勧めしません。

理由はシンプル。面倒くさいからです!笑

確定申告書は国税庁が提供してくれている「確定申告書等作成コーナー(国税庁)作成して、税務署に提出(郵送 or 管轄の税務署に持参 or e-taxでオンライン提出)する◎

e-Tax(電子申告)(国税庁)で申告(事前に利用開始のための手続が必要です)

e-Taxをご利用になる場合の事前準備等(国税庁)

②手書きやパソコン印刷で作成した申告書を、住所地等の所轄の税務署へ郵送(又は持参)

申告書の提出(国税庁)

※年末調整等により所得税が0円になっていて、住民税からのみ控除を受ける方は、住民税に関する申告書をお住まいの市区町村に提出する必要があります。

詳細は、お住まいの市区町村にお問い合わせください。

ふるさと納税ポータルサイト より

申告書を作成するときは、ふるさと納税をした自治体から送られてきた受領書をしっかり用意しようね!


②ふるさと納税ワンストップ特例制度を利用する

このワンストップ制度の説明はふるさとチョイスのHPでわかりやすく説明してくださっていました。

個人的な意見ですが、万次郎がワンストップ制度を利用するなら以下のスタイルを取りますっ

・「寄附金税額控除に係る申告特例申請書」を寄付時に送付を申し込んで入手

・記入例をみながら「寄附金税額控除に係る申告特例申請書」(これに記入例載ってるんだって)に記入

・マイナンバーカードの裏表面をコピーして、封筒に記入済みの「寄附金税額控除に係る申告特例申請書」を同封する

・その年の1月1日〜12月31日のふるさと納税を行なったものは、申請書と必要書類を寄付した翌年の1/10までに必着するようにふるさと納税を行なった各自治体に郵送!

(年末にふるさと納税するのはお勧めしない。郵送がギリギリになるから。私は10月ごろまでにふるさと納税の控除上限額いっぱいの納税を完了させたいなぁ)

もし年末にやるなら「寄附金税額控除に係る申告特例申請書」はふるさとチョイスのHPからダウンロードして早めに入手したらいいかと思う。


とまぁ、ふるさと納税はとっても素敵な制度なのです。

2,000円でどんな納税をしたいかな?

素敵な返礼品を探すもよし、ユニークな政策をしている自治に寄附するでも良し、お世話になったり思い出深いあの土地に恩返しとして寄付するも良し、なかなか実家に帰れないからせめてもの贈り物として寄付するもよし◎

ふるさと納税でもっといろんな地域に想いを馳せてみるのもいいかもしれません。

納税のことも勉強になるし◎

次回は私のふるさと納税方法と、おすすめのふるさと納税先をご紹介。

万次郎
万次郎

実際に万次郎、ふるさと納税をしてみたよ!

ではでは。

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